誰一人おいてはいかないよ

刀ミュのオタクが書きにくそうなことを書くブログ

大演練が中止になったものの、控えの間として蘇った話。

 昨今、都内のコロナ感染者は増えに増え続け、舞台クラスターを出したイケメン人狼の件もあって、演劇や劇場に対してなんとなく風当たりがあるんじゃないか、演劇とか見てる場合かみたいな風潮があったよう気がする。そんな最中、東京ドームにて開催を予定されていた刀ステと刀ミュの合同イベント刀剣乱舞大演練の中止が発表された。

 

 私はこのイベントについて先の記事で地獄なようなイベントと書いたが、それは開催されてこそである。私は正直このお知らせに泣いた。だって開催されなければステとミュが混ざって地獄のような時間を過ごすこともできないのである。ここのブログにだってなんにも書けなくなってしまう。もちろん今の情勢を鑑みれば予想していなかったわけではない。でもいざ中止をお知らせで発表されるのを目の当たりにするのは辛い。以前葵咲本紀の公演中止の発表の際、劇場で泣き崩れる人を見た。その時のことは苦い思い出だ。でもそんな気持ちだった。なんとなく無観客生配信ならいけるんじゃないとか思っていた自分をぶん殴りたい。スタッフ含めて何人の人が出入りすると思ってんだ。まあ普通に考えて無理だよな…。

 

 ただここまで来るのに何度も何度も協議を重ねて、なんとか開催する方向に持っていこうとしていた運営のあれこれが全部無駄になってしまったのが、私は悔しくて仕方なくて泣いたのだ。お前なんなんだよと思うかもしれないが、客の自分がこんなに悔しいのだから製作に携わった人はもっと悔しいだろうなと勝手に人の気持ちを代弁して泣いていたのだ。オタク、すぐ感情移入して泣く。そう思っていたのだが、いい意味で裏切られた。

 

転んでもただでは起きない刀剣乱舞の製作人

 多くの審神者が悲しみに包まれた中、SHOWROOMの配信が始まった。SHOWROOMには、でじたろうさん、構成演出の御笠ノさん、そして松田さんが出ていた。最初に中止に至った経緯を説明された。そしてこのおじさん達なんと謝ったのである。ごめんねって。は?私はこの人たちマジかと思った。そしてその後、大演練に代わるなんかやろうと言い出す始末なので私はまた泣いたのである。もう涙腺ガバガバなのである。そして本来ならば大演練をやるはずだった日にDMMにて刀剣男士ではなく俳優が集まってやる配信番組控えの間をしますと発表があった。はあもうなんなのそれ。

 

福利厚生の手厚い刀剣乱舞とかいうコンテンツ

 私は正直ゲームはもうやめてしまった。でもゲームをやっていなくてもミュージカルも舞台も普通に楽しめる。アニメもあるし、今は無理かもしれないが刀剣鑑賞に各地に旅行もできる。聖地巡礼も。刀剣の数だけそこには歴史がある。ずっと何かしらの供給がある。

 中止が発表されればその日に代替案を持ってこれる有能さ。そういえばパライソが中止になった時も、すぐに延期の日程が発表されたよね。中止の悲しみなんてどこかに行ってしまった。(ちょろい)

 

審神者に頑なに心を閉ざす刀剣乱舞ちゃん

 中止が発表された際の、SNS審神者のコメントを見ていると、グッズ買いますとか、お布施させてくださいとか、クラファンしないの~?ばっかりだったような気がする。なかなかこちらから手を差し伸べさせてもらえないのが現状である。

 東京ドームのキャンセル料とか公演中止の損失とかいらんことばっかりこっちは考えてしまう。それなのに松田さんは、有料配信の価格はなるべく抑えめで~みたいなことをほざいている。じゃあこっちはどこにお金を払えばいいんですかってなる。

 

 控えの間すごく楽しみだ。やってくれることに意味があるなと思う。ただ刀ミュの役者の素顔は大体わかるけど、刀ステの方は9割くらい分からないだろうな。あと刀ステ人数多すぎ、少し間引こう。

ひとまずは控えの間まで刀ステが走り切ってくれることを切に願う。